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糖尿病と眼

 メタボリック症候群の一つとして、糖尿病は増加の傾向にあり、罹患者数は平成26年の調査で316万人に達し、3年前より46万人も増加していました。 
 ご存知のように、糖尿病は血液中の糖(血糖値)が増加する病気で、この血糖値を下げるために、食事制限、運動や薬物療法が行われます。特に食事制限は毎日、毎食のことなので、大変だと思います。このように、頑張って、血糖値を下げなければいけないのはなぜでしょうか。それは、血糖値が高い状態が続くと、合併症を起こしてくるからです。頻度の高いのは、眼底出血を起こす網膜症、腎臓が悪くなる腎症、末梢神経が障害される神経症で3大合併症と言われています。他にも、動脈硬化の原因ともなりますので、脳梗塞や心筋梗塞も起きやすくなりますし、認知症との関連も指摘されています。したがって、血糖値のチェックをするだけでなく、これらの合併症が起きていないかを定期的の確かめることが大切です。ほとんどは、内科で検査することができますが、網膜症の有無を知るための眼底検査だけは、眼科専門医にしてもらう必要があります。見にくいなどの自覚症状が無くても、いつの間にか網膜症が進行していることもあります。視力が低下した時には、すでにかなり進行していて治療が難しいこともあります。 
 中途失明の原因のうち、糖尿病網膜症は緑内障に次いで第2位です。たとえ症状が無くても、内科の先生に言われなくても、できれば、最低でも6ヶ月に1回は眼科を受診して下さい。

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桂眼科クリニック(院長:桂 弘)

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